JRP札幌支部

写真をもう一度 2

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 僕は写真を撮るにしても、用事があっての場合でもひとりで旅行をすることはめったにありません。
多くは妻と一緒です。
しかし、その日は違っていました。
札幌は少しづつ暖かくなり、気持ちが前向きになるような2008年4月のある日に僕はひとりで東京へ向かいました。
 
 僕が二十歳までの学生時代に写真を撮っていたことを妻に話したことはありませんでした。
僕の気持ちの中ではまた写真をはじめる機会があるとは考えてもいませんでした。
写真は、少なくても学生時代に考えていたのは「発表できる写真」を撮るということでした。そ
れには自分なりの課題があり時間と労力と費用がかかることを意味していました。

 そんな中、また写真を撮りたいと思った理由は片方の腎臓を全摘するという大病をし、医師から10年後の生存率を告げられたことが大きかったと思います。
医師は淡々といくつもの数字を並べて十分な説明をしてくれました。
僕には全く予想がつかなかった話題でしたが、僕なりに質問をし、理解をしたつもりでその日は終わりました。
 
(大坂 忠)
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by jrps | 2012-10-29 18:23