JRP札幌支部

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写真展への道程・・・iii

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ワタクシが・・・初めて「意識して」本格的な写真展なるものを目の当たりにしたのは
小学校の高学年の頃でした。

忘れもしない、札幌駅前にある「東急百貨店」で開催された、白川義員という山岳写真家の
大規模な展だったのです。有料でした。

もうもう、ものすごいドラマチックで迫力のある山岳写真の数々で、心底圧倒されました。
大きさは畳ほどの大きさがあり、コドモ心に
「そっか・・・写真展っていうものはこういうものなのか・・・」という変な固定観念を
植えつけられた瞬間でした。

当時、写真やカメラに興味を持ってはおりましたし、親に
「将来、写真撮るような仕事に就いてみたい」的なことを無謀にも申し出たこともあるのですが
親にこっぴどく叱られた記憶があります。
「そんなメシが喰っていけるんだかどうなんだか判らない仕事に就くなんて
コドモの頃から言うものじゃありません!」と・・・(笑)

本日の写真
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by jrps | 2012-12-24 10:11

写真展への道程・・・ii

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我々一般人、アマチュアとして「何のために写真を撮るんだろうか?」
っていうコトを時々考えるのですが、答えにいきついた試しがありません。

もちろんヒト其々なんでしょうけど、基本的には「写真を通して他の方々と
コミュニケーションを図る」・・・たぶん、これが一番メインなのではなかろうか?
と思います。

もちろん種々のコンテストに応募して賞金稼ぎを目論む方もいらっしゃるでしょうし、
いろいろな媒体に出したりしてプロや評論家の目に留まり、あわよくば
「写真でメシを喰っていける世界に入る一助になれば」という想いの方もいらっしゃることでしょう。

いや・・・とりあえず写真撮るだけとって、身内や友人に見てもらい
「あら~、綺麗に撮れてるね」で満足される方も多々いらっしゃることでしょう。

現代では、ほんとブログとかフリッカーのような「公開アルバム」みたいなネット上の
仕組みが発達しましたので、あえて「写真展」を開かなくても、それこそ全国津々浦々の
写真仲間に写真見てもらったりコメントやりとりできるいい時代ではあるんですよね・・・

(不定期に続く)

本日の写真
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by jrps | 2012-12-17 10:11 | 活動記録

写真展への道程・・・i

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さて・・・
ほとんど見も知らずの「何人かの写真好き」の面々が一同に会して、
何度も個展(しかもメーカー公募個展!)を開催されている大坂さんを除いて
右も左もわからないドシロートが、いかに「ある程度ヒト様に見せられるような
体裁の写真展(グループ展)」を開催するに漕ぎ着けるか・・・

を、かいつまんでメモしておきます。
自分たちの「活動記録」の意味合いもありますし、今後個展やグループ展の
開催を目論む方々のほんのちょっとした一助にでもなれば・・・と思います。

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個人的には、「写真撮るの大好き」ではあるのですが、今まではただ
撮ってきた写真をブログに「ダダ流し」にするだけで、プリントすらほとんど
してこなかった自分があることに気づかされます。
ときおり、思い出したかのように気まぐれで、そこら辺の「草コンテスト」に応募して
いくつか入賞したりすると
「あぁ・・・ヒト様にそこそこ評価していただける程度の写真は撮れているのだな」と
ちょっとだけホクソ笑むのですが、概してプリントしたり応募したりっていうのが
シチ面倒くさい性分ですので、カメラ雑誌の月例コンテストとか、そういうのに
コンスタントに出すとかそういうのはもうもう考えただけで億劫で(笑)

・・・そうこうしているうちに、ある程度ブログをコンスタントに閲覧してくれる方とか
コンスタントにコメント寄せて下さる奇特な方とかもいらっしゃったりすると
「あぁ・・写真撮ることによって、他者と何らかのコミュニケーションを
とる、という意味では上手くいってるな・・・」と小さな満足で納まってしまって
現在に至っています。

(続)

本日の写真
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by jrps | 2012-12-13 10:23 | 活動記録

写真をもう一度 10

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 講評会が終わって地下から地上に出たのは夜の11時を回っていました。
渋谷の街は人とネオンサインの賑わいに溢れていました。
僕は携帯電話を取り出しました。「どうだったの?」と妻。
僕は彼女のポートレイトがほめられたことと「下北半島にて=1964-65=」をメーカーの公募に応募するように勧められたことを話しました。
妻はいかにも信じられないという口ぶりで「本当なの?」と。


 後日、ペンタックスフォーラムから「合格です!」という電話をいただきました。
併せて40年前のS2で撮った写真であることを絶賛されてしまいました。
展は2009年9月に実現をしました。
安友氏は自身のブログにも掲載して下さいました。

(WEB冊子)
※ブログ管理者注:このWEB冊子はとても素敵ですので、ぜひご覧ください。

 初めて講評会に参加したのは2008年4月でした。
一歩を踏み出すまでは時間がかかりました。
しかし、学生時代には夢想すらできなかった個展を実現できたのは加齢による図々しさと相まってデジタルの時代だからこそ、という思いがあります。

 講評会で一番学んだのは「で、何を言いたいの?」という心臓に最も悪い安友志乃氏の質問にいかに言葉で答えるか、でした。
今もその質問を自分自身に問いますが上手く答えられないでいます。
講評会は幸か不幸か現在は実施されていませんから僕はまだ心臓発作を起こさずに生き延びています。

 また、毎年多くのメーカーから魅力的なデジタルカメラが発表され、少なからず食指が動きます。
そんな中で公募に応募する写真を撮るとき使うカメラは、僕は我慢をして2社の製品に絞って使っています。そのわけは経済的なことと、メーカーの公募に応募するためです。
無論、先が長い方やカメラの操作を容易く覚えられる方には必要のない我慢かもしれませんが。
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by jrps | 2012-12-11 11:26

写真をもう一度 9

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 安友さんの最初の言葉は「で、大坂忠さん、何を言いたいの?」でした。
僕は一瞬心臓が凍りつくような緊張を覚えました。
僕は心の中で「何でわざわざこんな所まで出てきたんだろう。黙って、静かに札幌に居れば良かった」とつぶやきながら、手早くテーブルの上の写真を片付け始めました。
「ちょっと待って!」と安友さん。
「これは面白いね」と妻のポートレート数枚を指しました。
僕は「ポートレートの練習です」と答えながら早くその場から消えてしまいたいと思いました。
安友さん「たくさんあるの?」
僕「はい、あります」
安友さん「作品としてまとめると面白いかもしれないわね」
僕「・・・・」

 とりあえずテーブルから僕の写真が消えたので椅子に座りなおしました。
安友さん「ところで、その手に持っているのは?」
僕「コピー紙にプリントした古い写真です」
安友さん「あらそう、並べてよ」
僕「いや、これは40年前の写真ですから・・」

 僕が手に持っていたのは50枚ほどのA5サイズの作品とは言い難いものでした。
僕の写真の原点のようなのを聞かれたらお見せしようと思って会場に持参した「下北半島にて=1964-65=」というのでした。
19歳と20歳の2年間下北半島に通って撮った写真です。
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by jrps | 2012-12-03 11:32