アマチュアにとって・・・「写真ってなんだろ?」って考えるとき・・・
だいたい帰結するのは「コミュニケーションツールかなぁ?」っていうことにいきつきます。
もちろんワタクシなりに・・・ではありますが。
結局どんなにイイ作品が撮れても、それでメシを食うわけではない。
駄作が続いても、別に困ることはない。
ヒトに見せて、アアだコウだ・・・だいたいがそれでお仕舞い。
問題はその「ヒトに見せる」というステップではあります。
ブログという旧世紀にはなかったツールではそれが簡単にできてしまうのです。
それも全国各地の、ネット接続環境があるヒトなら誰でも・・・
改めて「写真展をやりましょうか」って重い腰を挙げるという発想に
なかなか至らないわけです。
時間もお金も手間もかかりますしね・・・
本日のいちまい
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by jrps
| 2013-01-24 09:05
前回は、デジタル一眼レフで手軽に写りのイイ写真を撮ることができ、
ブログという文明の利器で簡単にいろいろな方に写真を見ていただくことができる
・・・そういう時代に入った旨のことを書きましたが・・・
このブログというやつ・・・写真を撮るヒトにとってはまことに好都合でした。
誰にも邪魔されず、自分の好きな画を駄作だろうと秀作だろうと
垂れ流すことができる・・・という点。
そして全国各地(あるいは他の国)のヒト誰でもネットに接続できる環境にあるヒトならば
自由に閲覧でき、コメント欄を開いている限り、自由に意見を交わすことができる・・・という点。
こういう利点の数々は場合によっては裏っかえすと欠点でもありました。
「ひとりよがりに陥りやすい」のです。
まぁ基本、ゲージツっていうのは100人のヒトが居たら100人全員が
「とてもよい」と言ってくれなくてもいいのです。全然。
極端なハナシ、100人中99人がツマラン。「グレイト!」と言ってくれるヒトがひとりでもいればいいのです。
芸術的な素因がカケラでもあれば、少しずつ「よい」と言ってくれるヒトが増えるでしょうし、
そうじゃない場合は廃れていきます。
世の「芸術」と言われるものの大半はそうです。
それが・・・ブログというやつはちょっと違うんです。
「コミュニケーション・ツール」でもあるブログは「人とヒトといかに上手くやりとりできうるか」
というキャパシティも結構関わってくると思っております。
そこが第一の落とし穴でした。
~本日の一枚~
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by jrps
| 2013-01-18 12:45
何かテーマを決めてモノを書く・・連載する・・というのが苦手です。
だいたい行き当たりバッタリなものですから、途中でテーマから
ものすごく逸脱しちゃうことが多いんですね・・・
写真もなんです。
要するにチャランポランなんですねぇ。
でも、まぁいずれにせよ「趣味の世界のハナシ」ですので
それでも特に生きていくのに困ることはないだろうとは思っております。
前回は・・・大学の時、少しテーマを決めて写真を撮り、写真部の部展で
少しだけ展示させてもらった・・旨を書いたつもりではありました。
・・・それからしばらく、仕事に就いたあと、写真からは遠ざかっておりました。
写真を再開したのは、「デジタル一眼レフ」が安価になって、手が届く価格になってからです。
もうもう楽しくて楽しくて、ほんとサルのように撮りまくりでしたね(笑)
でも、とにかく「撮るのが楽しい」状態で、まともにヒト様に見せるということを
前提にした撮り方はしていませんでした。
とりあえずブログだけはほぼ毎日更新していましたが・・・
この「ブログ」ってヤツが実は曲者で・・・この続きはまた後日に改めます。
~本日の一枚~
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by jrps
| 2013-01-16 09:46
あけましておめでとうございます。ちょっと間が空いてしまいました。
今まで「まともな写真専用プリンター」を持っていなかったのですが、このたび
JRP札幌支部の写真展に参加させていただくにあたり、まともなA3ノビプリンターを
買ったはいいのですが、自室がグチャグチャで置く場所がなく
部屋の片付けに手間取っておりました(笑)
・・・というアダシ事はさて置き・・・
前回は「写真展というモノに、自分で高いハードルというか敷居を暗黙に設定してしまった」ハナシではありました。
大学の頃は、写真部には所属して、年に一回のささやかな「部展」には出品しておりましたが
まぁ本格的とは程遠いものではありました。
ただ、そのときの写真部のキャプテンの「教え」は未だにカラダに染み付いております。
「テーマを決めて撮れ、出すなら組写真」というものです。
それまでそんな事はコレっぽっちも念頭に置いたことがなかったものですから、
ものすごく影響を受けたんですね。
だから、「ただ綺麗な光景」を「ただ撮って」・・・「どうだ、綺麗な景色だろ~」
っていう写真には興味を持たなくなったのだろうと思います。
(もちろん、それはそれで素晴らしい作品だとは思います)
当時は「冬の日の幻想」というテーマでひたすら冬景色に特化したり
「大地との接点」なんてワケのわからないテーマで大樹の根っこばっかり撮ったり
「影像」というタイトルで影ばっかり撮ったりしておりました。
ワタクシのブログの「サブタイトル」では未だにそのテーマの影響を受けていることが伺えます(笑)
~本日の写真~
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by jrps
| 2013-01-08 12:30
ワタクシが・・・初めて「意識して」本格的な写真展なるものを目の当たりにしたのは
小学校の高学年の頃でした。
忘れもしない、札幌駅前にある「東急百貨店」で開催された、白川義員という山岳写真家の
大規模な展だったのです。有料でした。
もうもう、ものすごいドラマチックで迫力のある山岳写真の数々で、心底圧倒されました。
大きさは畳ほどの大きさがあり、コドモ心に
「そっか・・・写真展っていうものはこういうものなのか・・・」という変な固定観念を
植えつけられた瞬間でした。
当時、写真やカメラに興味を持ってはおりましたし、親に
「将来、写真撮るような仕事に就いてみたい」的なことを無謀にも申し出たこともあるのですが
親にこっぴどく叱られた記憶があります。
「そんなメシが喰っていけるんだかどうなんだか判らない仕事に就くなんて
コドモの頃から言うものじゃありません!」と・・・(笑)
本日の写真
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by jrps
| 2012-12-24 10:11